ISOコンサルタント:トップ > その他規格導入支援コンサルティング > TISAX認証支援コンサルティング > TISAX認証の流れ
TISAX の認証登録を始めるには、まず、認証基準である「VDA ISA」の内容を確認します。そして、ある程度要求事項の内容を大枠で理解した後、ENXへ登録し、ENXと契約を締結します。ENX登録は、オンラインで英語での登録が必要ですので少し注意が必要ですが、国内の審査機関(テスト サービス プロバイダー)に相談すると無償で支援してくれる場合もありますので、予定している審査機関があるのであれば相談しながら登録しましょう。登録が完了する事で、TISAXを認証する為の組織の情報がENXへ提供されたことになります。そして、ENXからTISAXを認証する為に三つの基準カタログ(情報セキュリティ、プロトタイプ保護、データ保護)への適合を要求され、組織はそれぞれに対応しながらISMSを構築・運用し、TISAX審査を受けてENXでラベルを共有する事になります。TISAXの認証支援コンサルは是非TPSへお任せください。
ENX協会とは、TISAXを開発・運営する自動車メーカーとサプライヤーで構成された自動車業界の為の非営利団体の事です。
メンバー構成は以下のようになり、ENXプラットホームの運営や、基準カタログ(TISAXに登録する為のセキュリティーを満たすべき大枠での領域。情報セキュリティ、プロトタイプ保護、データ保護の3つが存在する。※)の改善等を行います。ENXはTISAXにおける中心的な役割を担う団体となります。
【メンバー構成】
メーカー:
アウディ、BMW、コンチネンタル、ボッシュ、ダイムラー、DGA、フォード、マグナ、PSAプジョーシトロエン、ルノー、
フォルクスワーゲン、その他。
団体:
ANFAC(スペイン)、GALIA(フランス)、SMMT(英国)、VDA(ドイツ)
※ 何を扱っているか、何処を守るかの領域。Information Security 情報セキュリティ(44問):全ての業種で適用される。Prototype Protection プロトタイプ保護(試作品)(22問):製造では無いところもある。世に出ていない新製品の保護。Data Protectionデータ保護(4問):研究・開発。製造業は基本無し。
@ パートナー企業の特定
まずは、TISAXを要求されている自動車メーカーを特定します。
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A 規格の理解
TISAXの認証基準である「VDA ISA」を理解しましょう。
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B 情報の仕分け
TISAX任用の対象となる自動車メーカーの情報を全て洗い出し、「一般情報」と「機密情報」に分類します。
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C 適用範囲の決定
対象となる情報を基にTISAXを認証する(VDA ISAを適用する)「適用範囲」を決定します。
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D 仕組みの構築
TISAX認証の要求事項である「VDA ISA」を満たしたルール(ISMS)を構築します。
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E 運用
決定したルールを可視化し、各サイトで1回以上運用し運用記録を入手します。
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F 内部監査
仕組みの有効性を確認する為の「内部監査」を実施します。
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G TISAX本審査
審査機関を決定し、TISAX認証の為の審査を受審します。
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H TISAX認証
ENXへ登録され、TISAXラベルが付与されます。
TISAX認証支援コンサルティングは、TISAXコンサル実績があるスリープロサポートへご相談ください。貴社のニーズにお応えする様々なコンサルティングを提供させて頂きます。